旅行、外食大好きで地方競馬馬主のアジンです!
今回は地方競馬の馬が放牧中(休養中)にどの位の費用が掛かるのかを書いていきたいと思います。
1頭持ちではなく共有だからこそ共有馬が多く、各地で放牧に出しているからこそお伝えできる内容になっています。
放牧中(休養中)もだいたい毎月20万の費用がかかる
以下の記事にて、競馬場の厩舎に入っているときの費用(預託料)に関して記述しましたが、南関東以外の競馬場ではだいたい毎月20万かかります。
放牧中(休養中)に関しても、同じくらいの毎月20万の費用がかかりますが、場所(関東圏かそうでないか)によって上下があります。関東圏のが費用が高いイメージです。
別格なのが社台グループです。
社台の地方オーナーズで馬を持つと、放牧先は社台ファーム・追分ファームの馬なら山元トレセン、ノーザンファームの馬ならノーザンファーム天栄になるので、毎月40万程度の費用がかかります。
つまり、競馬場の厩舎に入っていた方が安いという逆転現象が起こります・・・。
地方オーナーズで馬を持つことを考えている場合は、このあたりの費用感をきっちり把握しておく必要がありますね。
放牧中(休養中)の費用 参考
場所ごとに費用をまとめてみました。
明確な放牧先の名称は記載していません(地域のみ記載しています)。金額に関しても多少幅を持たせた書き方にあえてしていることをご承知おきください。
放牧先(休養先)の場所 | 費用 |
---|---|
南関東A | 25~28万 |
北関東A | 18~22万 |
北関東B | 25~28万 |
関西A | 19~21万 |
社台グループ | 40~42万 |
※2021年6月20日現在
社台グループのみ費用のレベルが違いますが、他は地域ごとによってある程度の相場観があり、そんなに大きな違いはない形です。
ケガしてるかどうかでも費用は違う
調子落ちによるリフレッシュのための放牧か、ケガの治療のための放牧かによっても費用は異なります。
これは、ケガをしている馬の場合、舎飼いといって厩舎の中から基本出さないでケガの回復に努めることになるので、調教等がないので費用が安くなります。
上述の表の費用からだいたい3~5万円位安くなるイメージです。
ただ、ケガしている馬の場合、定期的に獣医さんに診察してもらったり、何らかの治療を施したりするので、その内容や頻度によって費用感も変わってきます。